2020-07-28(火)
本日(7月28日)は東北楽天ゴールデンイーグルス戦でした。
未だにパリーグは混戦の状況が変わらず、今日から戦う2位の楽天とは1.5ゲーム差となっています。
マリーンズはビジター12連戦を5勝7敗で終え、久し振りにホームのマリンに帰ってきました。
貯金は無くなりましたが、首位ホークスともまだ2ゲーム差です。
ビジターでの連戦が続くと打ち込みが出来ないという井口監督のコメントがあったため、マリンに戻ってからは打線に調子を取り戻していただきたいです。
先発の美馬投手は前回登板も楽天との対戦でも打たれているため、今日は安定して試合を作って欲しいですね。
好調な時の楽天には1勝5敗とやられているため、ホームでは勝ち越しで返しておきたいところです。
そして、マリーンズは打線を大幅に変えてきました。
1番は福田選手
守備に阻まれることが多いため数字は良くないが、良い当たりを飛ばしています。
2番には中村奨吾選手
出塁する場面は増えてきているのでチャンスを作って欲しいですね。
3番に入ったマーティン選手は西武戦で毎試合ヒットを打ち、7試合連続でヒットが出ています。
出塁率は4割を超え、打率も2割7分と好調です。
4番はヒットと打点が増えてきた安田選手
単打が多いですが、それでもチャンスで期待できるバッターです。
5番の井上選手も西武戦では5安打4打点と復調の兆しが見えています。
6番には得点圏でも安定してヒットが出ている菅野選手
ランナーを返す役割を果たすため、チャンスで回ることの多い6番に移動しました。
7番のレアード選手はまだ厳しそうですが、そろそろ打ち出してほしいですね。
8,9番は田村選手と藤岡選手、スタメン確定ではなくなったこの2人にも頑張ってほしいです。
7月26日終了時点での順位表
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 引 | ゲーム差 |
1 | H | 33 | 18 | 14 | 1 | ー |
2 | E | 32 | 17 | 14 | 1 | 0.5 |
3 | L | 31 | 16 | 14 | 1 | 1 |
4 | M | 32 | 16 | 16 | 0 | 2 |
5 | B | 33 | 13 | 17 | 3 | 4 |
6 | F | 33 | 13 | 18 | 2 | 4.5 |
- L‥埼玉西武ライオンズ
- H‥福岡ソフトバンクホークス
- E‥東北楽天ゴールデンイーグルス
- M‥千葉ロッテマリーンズ
- F‥北海道日本ハムファイターズ
- B‥オリックス・バファローズ
前日の試合終了時点での順位表です
7月28日「ロッテ対楽天の試合結果」
勝利投手【M】益田投手(1勝2敗)
敗戦投手【E】シャギワ投手(0勝2敗)
本塁打 【E】ロメロ 8号(4回表満塁)
〃 島内 4号(8回表ソロ)
〃 【M】井上 6号(2回裏2ラン)
〃 井上 7号(3回裏ソロ)
〃 安田 3号(4回裏2ラン)
〃 中村 3号(8回裏ソロ)
〃 井上 8号(8回裏2ラン)
本日のロッテの試合成績
本日の試合に出場したロッテの野手・投手それぞれの出場成績です。
野手
スタメン | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | ||
1 | 中 | 福田秀 | 1 | 0 | 0 | 0 |
2 | 二 | 中村 | 2 | 1 | 4 | 0 |
3 | 右 | マーティン | 2 | 0 | 0 | 0 |
4 | 三 | 安田 | 2 | 1 | 2 | 0 |
5 | 一 | 井上 | 3 | 3 | 5 | 0 |
6 | 左 | 菅野 | 1 | 0 | 0 | 0 |
7 | 指 | レアード | 2 | 0 | 0 | 0 |
8 | 捕 | 田村 | 1 | 0 | 1 | 0 |
9 | 遊 | 藤岡 | 1 | 0 | 1 | 0 |
途中出場 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | ||
代打 | 角中 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
守備 | 柿沼 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
代走 | 和田 | 0 | 0 | 0 | 0 |
投手
投球回 | 自責点 | ||
美馬 | 4.1回 | 6失点 | |
チェン | 0.2回 | 0失点 | |
石崎 | 0.1回 | 5失点 | |
山本 | 1.1回 | 0失点 | |
東條 | 0.1回 | 1失点 | |
松永 | 1回 | 0失点 | |
勝 | 益田 | 1回 | 0失点 |
※エラーなどの関係で自責点に誤りがある可能性がございます。ご了承ください。
個人的MVP
今日の個人的MVPは井上選手です。
ここまでなかなかホームランが出ずに、得点圏でも結果を残せず5番を打っていた井上選手ですが、今日は一味違いました。
まずは、先制2ランを含む2打席連発の右方向へのホームランを放ってチームに勢いをつけてくれました。
4番の安田選手にもホームランが出ています。
そして井上選手は、2点ビハインドで迎えた8回裏の5打席目に起死回生の同点弾を放ちました。
一発出れば同点という場面で、欲しかったライト方向へ特大のホームランを決めてくれました。
やはり、マリーンズには必要不可欠な大砲です。
~戦評~ 個人的ハイライト
・2回裏、先頭の安田選手がヒットで出塁し、井上選手の打った瞬間という当たりのホームランで2点を先制する。
さらにはレアード選手の2ベースヒットや田村選手のタイムリー、さらには押し出しの四球もあってこの回4点を奪う。
・3回裏、井上選手が2打席連続となるライト方向へのホームランを打ち、藤岡選手にもタイムリーが出て5点リードに
・4回表、美馬投手は連打と四球で満塁のピンチを招き、代打で出てきたロメロ選手に満塁ホームランを打たれ1点差に詰め寄られる
・4回裏、福田秀平選手が移籍後初となるマリンでのヒットを放ち、中村奨吾選手のタイムリーヒットで追加点を奪い、さらには安田選手が内角高めの球をラグーンまで運んでリードを4点に広げる
・5回表、美馬投手が再びピンチを招いてイニング途中での降板、代わったチェン投手がピンチを無失点で抑えリードは3点に
・6回表、ブルペンの中で一番防御率の悪い石崎投手は今日も打ち込まれ、犠牲フライのアウトしか取れずに3点を失い同点に追いつかれて降板。代わった山本投手もあっさりとランナーを返して逆転を許す。
・8回表、回跨ぎをした東條投手がホームランを打たれて失点し、8回にはアウトを取れずに降板。ビハインドの場面での登板となった松永投手は三者凡退の好リリーフをみせて流れを変える
・8回裏、中村奨吾選手がソロホームランを打って2点差にし、さらには今日3本目となる井上選手のホームランで12対12の同点に追いつく
・9回表、同点のマウンドに上がったのは益田投手、先頭バッターに出塁を許しますが、続くバッターを併殺に打ち取り3人で抑える
・9回裏、レアード選手がヒットで出塁し代走は和田選手、柿沼選手は死球・藤岡選手のバント・申告敬遠で1アウト満塁のチャンス、最後は中村奨吾選手が押し出しのデッドボールでサヨナラ勝利を挙げる
打線は先発全員安打で計15安打、13対12の総力戦を制しました。
美馬投手は5回途中6失点とひどい内容でした。
4回までに9点の援護を貰いながらも、満塁ホームランを打たれたりでマリーンズの得点の後は必ず失点をするというピッチングです。
同点まで追いつかれることはありませんでしたが、中継ぎが不安定なのでしっかりと先発の仕事を果たしてもらわないといけません。
前回も打たれているので2軍落ちでもおかしくはないですが、代わりの先発を用意できないためローテから外れることはないでしょう。
カード頭から悪い流れを作るのだけはやめていただきたいですね。
7月29日の予告先発と期待したい選手
【ロッテ】小島投手
【楽天】涌井投手
明日も仙台での楽天戦と同じ投手同士の対戦
小島投手と涌井投手の投げ合いです。
仙台での小島投手は、初回に浅村選手にホームランを打たれて4点を失う立ち上がりでした。
一方マリーンズ打線は涌井投手を打ち崩せず、5回2失点で勝ちを献上する形になってしまって今っす。
涌井投手は現在4勝でリーグトップ・さらには無敗の状態が続いているため、独走を許さないためにも勝利投手にさせるわけにはいきません。
小島投手は調子を上げてきていて、前回登板では7回途中1失点の好投で勝利を挙げています。
まだ制球に少し不安は残りますが、失点も少なくなってきて防御率も4点台になりました。
しっかりと打線が援護してあげてほしいです。
それでは、明日もかけがえのない日となりますように…
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