ロッテの開幕から交流戦開催前までの46試合を振り返る

ロッテの開幕から交流戦までを振り返る

2年ぶりとなる交流戦の開催を明日に控え、ロッテはここまで全体の約3分の1となる46試合を終えています。

 

交流戦開催前までの順位表はこのようになっています。

順位チーム試合ゲーム差
1H4824177
2E48231780.5
3M46201973
4L47192084
5B47182275.5
6F44152458

ロッテは現在、首位のホークスと3ゲーム差を離されての3位

シーズン開幕前に予想されていた順位に落ち着いてきているようにも見えますが、まだまだ優勝を狙える好順位につけていますね。

 

そんなロッテの2021年シーズンは、開幕5連敗という大きな出遅れで始まりました。

開幕カードのソフトバンク戦では勝ちパターンでの逃げ切りに失敗して2試合連続のサヨナラ負けがあり3連敗、楽天とのホーム開幕戦では岸投手に完封負けを食らうなどであっさりとカード負け越しを許して5連敗。

 

開幕直後に諦めムードが漂う中、4月に入ってからは2日連続16得点を挙げる大勝で連敗を止め、貧打の不安も払拭されて4月17日には早くも借金を返済し勝率5割に到達しました。

そして、その4月13日~18日の一週間はビジター6連戦だったものの、4勝2分で1つも負けがない最高の一週間でもありましたね。

 

そして、4月21日には岡大海選手の逆転サヨナラホームランで勝利を挙げる試合がありました。

「ボーリックナイト」として語り継がれる、2001年のボーリック選手の逆転サヨナラ満塁ホームラン以来となる20年ぶりの逆転サヨナラホームランとして、記録と記憶に残る見事なアーチを描いてくれましたね。

 

4月25日には、ドラ1ルーキーの鈴木昭汰投手が5登板目にしてようやくの初勝利を記録しました。

実力で開幕ローテ入りを勝ち取った鈴木投手は開幕から勝ちが付いてもおかしくない好投を続けながらも、打線の援護に恵まれなかったり、リリーフが追いつかれて勝利が消えたりなどで遠ざかっていたプロ初勝利を、この試合でようやく掴み取ることが出来ました。

 

5月16日には令和の怪物と呼ばれる佐々木朗希投手が初登板を果たしました。

今季はファームで順調な仕上がりを見せ、勝利こそ付かなかったものの5回4失点(自責点2)で持ち味を存分に発揮する堂々の1軍デビューでした。

交流戦での1軍登板も予定されているようなので、これからのステップアップが楽しみですね。

 

これだけを見れば順風満帆にロッテの2021年シーズンが進んでいるようにも見えますが、捕手陣は正捕手を務める田村選手の離脱から大きく崩れてしまいました。

 

4月27日の試合中に田村選手は左太もも裏肉離れを起こしてしまい戦線離脱、翌日には育成ドラフト1位で入団した谷川選手がヘルニアの手術を受けてリハビリに入り、4月23日に登録抹消されていた吉田選手は2軍での出場もないためおそらく怪我で離脱しているのでしょう。

 

田村選手に代わって2番手捕手として多くマスクを被っていた柿沼選手も、先週新型コロナに感染して自宅隔離となり、捕手の離脱が相次いでいます。

現状は1軍に佐藤都志也選手江村選手宗接選手を置き、2軍は育成の植田選手が捕手1人体制で戦う非常事態です。

 

チームとしては捕手不足でピンチとなっていますが、開幕2軍スタートとなっていた佐藤選手江村選手宗接選手にとっては1軍でアピール出来る大きなチャンスですし、育成の植田選手にとっても支配下登録へのアピールをする大きなチャンスとなっています。

田村選手の正捕手の座を脅かす選手が出てこない状況を打開し、このピンチが捕手陣の底上げに繋がることを願っています。

 

3月は0勝5敗とスタートダッシュを失敗して一時はどうなることかと思いましたが、4月には14勝8敗4分ですぐにマイナス分を取り戻し、田村選手を欠くなかで迎えた5月はここまで6勝6敗3分の勝率5割で後ずさりをすることはありませんでした。

 

何と言っても今シーズンのロッテの強みは「最後まで諦めない粘り強さ」でしょう。

試合の序盤・中盤で大差を付けられてしまっても、今年のロッテなら追いついてくれるという希望を持って最後まで見ていたくなるような試合をしてくれます。

 

交流戦前までの得点数は12球団トップの1位、ホームラン数もリーグ2位と、あまりロッテのイメージに無い「打ち勝つ野球」を見せてくれていますね。

 

打率3割を超える好調な荻野選手中村奨吾選手や、すでに二桁本塁打を記録しているマーティン選手レアード選手の両外国人助っ人。

好調な上位打線がチームを引っ張ります。

ちなみに、マーティン選手は本塁打と打点でリーグトップの二冠となっています。

 

打点王として一時独走していた4番の安田選手は現在、打率・得点圏打率ともに2割前半と少し伸び悩んでいますね。

固定されている1~3番バッターの調子が良いためチャンスで回ってくる打席はかなり多いですが、ここ最近はランナーを返して打点を挙げるという4番の役割を上手くできていません。

 

直近のカードでは早めに交代となる場面もあり、ここまでほぼ変動がなかった1~4番までの上位打線の打順変更もそろそろありそうですね。

 

終わりに、明日の阪神戦の予告先発を紹介します。

【ロッテ】二木投手
【阪神】西勇輝投手

 

明日のロッテの予告先発は二木投手

ここまで2勝2敗・防御率3.29と成績は悪くありませんが、前回登板では2回から3イニング連続での失点で試合中に立ち直ることが出来ず、4回4失点でマウンドを降りています。

前回登板で早く降りた分、明日は長いイニングを投げて勝利を呼び込むようなピッチングを期待したいですね。

 

そして明日は甲子園での試合、ビジターということでDH制がなく投手も打席に立ちます。

基本的に打席に立つ機会がほとんどないパリーグの投手は打撃練習の時間もかなり少ないと思いますが、やっぱり打撃での活躍にも期待してしまいますね。

 

二木投手はこれまで12打席に立ち、犠打1・四球1でヒットはありません。

ヒッティングの場面があるかどうかは分かりませんが、プロ初ヒットも期待しています。

 

対する阪神の予告先発は西勇輝投手

西勇輝投手は今季3勝3敗・防御率3.53と安定した成績を残していますが、5月に入ってからは四死球がやや増えて少し失点が多くなっているようです。

そのため、ロッテ打線は粘り強く攻めてランナーを多く出してチャンスを作ってほしいですね。

 

2位に4.5ゲーム差をつけてセリーグで首位を独走している状態の阪神ですが、交流戦ではセリーグの上位チームに対しても勝ち越しをしていかなければ置いていかれてしまいます。

交流戦では好スタートを切り貯金を増やしていただきたいです。

 

そして今日の公示では、石川投手が抹消となりました。

まだ情報が出ていないので抹消理由は全く分かりませんが、登板直後でもないこのタイミングでの抹消では、ローテーションの関係やリフレッシュの可能性は低そうですね。

1回ローテーションを飛ばすぐらいで済むような理由であることを願っています。

 

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